詩歌いの井沢彩萌***私的アトランティス 


by ayamelody
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トンネル住居

相方が 友達のDJくん宅に用があるというので
付いていったらば

友達はトンネルに住んでいた

トンネルに住んでいた 

というのは

トンネルの中に マンションがあった の方が言い方正しい。

なに?これ。
えっ何?
どういうこ:と:_?

トンネルはすごい怖い。
霊がたくさん集まってくるから 不気味な鳥肌がたつことが多いし
地震がきたら 逃げられないって思っちゃう。 
もし、車の中でケンカしてトンネルで下ろされたりしたらば
もうどうしようもないと本気で思っている。

「怖いー怖い」
と言っていたら

「そう思うから寄ってくるんだよ。そういうの出さないでよ」

って言われて

そうなんやけどーっ怖いものは怖いしーって思いながら
思考を必死に切り替える。
固くなった身体をやわらかーく。


車の音が薄い窓から 安蛍光灯に照らされて 廊下に木霊する。
何階まであるのか
螺旋階段でもないのに 螺旋のような気がしてくる階段をずんずんのぼって。

たどり着いたその友達の部屋の玄関に
やっとpopなものが飾られていて
なんだかわからないけど、その原色にほっとした。

あなたさー 
ありがとねー
って声をかけてみる。ココロん中で。

奥についていてテレビに 島田伸介の四角い顔が見えて
懐かしいーって思った。

11時だったのに
もう電車がなくなってしまった気がした

駅なんてない気がした





このマンションに住む人は 
外へゆくにも
帰ってくるにも
トンネルを抜けるのだ。

毎日トンネルを抜けて生活している。

友達が自転車で駅まで送ってくれた帰り道は
陽に焼けていないお尻が暗闇の中、半分見えていて
なんか 楽しかった。
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by ayamelody | 2008-04-12 15:51 | off 私生活